対決が行われております。

実は、ちゃんとレポをあげるのをサボっておりますので認知されておりませんが、昨年の12月からおいらとペペロンチーヌさんは食い歩き対決を行っております。毎月交互にお勧めのレストランに行って、飯を食い、酒の飲むというだけの会なのですが、これが楽しい!お互いにそこそこ食通を気取り、食い歩きをする人なものだからね、プライドもあるわけですよ。相手を唸らせたいとか、新しい驚きを与えてやろうとか。今までいった店は以下の三軒。


第1回 ベトナム料理「ミュン」 新宿店(ペペロンチーヌ推奨)
http://r.gnavi.co.jp/b432400/
http://tokyo.gourmet.livedoor.com/restaurant/info/699.html
ベトナム料理ってのは、あんまりジャンルとしての認識がなかったので、まずはぺぺさんのそのねらいが面白かった。しかも、出てくるものはほとんど野菜と米粉を加工したもの。めっちゃヘルシーなんですよ。もともとおいらは肉食い魔人でたんぱく質だいすっきなのですが、そのおいらを野菜中心でここまで満足させるとは、ベトナム料理、いや、ミュン恐るべし。特に気に入った料理は、ベトナム風のお好み焼き(http://fivespicegirl.wordpress.com/2006/02/25/banhxeo/)日本のお好み焼きのような一辺倒なもっちり感ではなくて、米粉を薄く焼いてバリパリにしたもののうえにあらかじめ火を通した具がくっついてる感じ。これをさらにサニーレタスにくるんで、タレにちょこっとつけて食うんだが、これが美味いんだわ。周辺部分のうすく焼けたパリッそしてハラハラと崩れる食感と、中心の具の水分を吸った米粉のもっちり感とその上のもやしのシャキシャキ感。それを、サニーレタスのもっさりした食感に包んでいただくわけだから、どんだけの食感のハーモニーやねん! 〆にいただいたフォーも絶品。つい先日、うちの家族四人と父と母を連れて早速リピートしてしまいました。


第1.5回 もつ焼き「元希」(でゅえろう推奨)
ここはいつも混んでるから、行きたい人は自分で調べるか、直接でゅえろうに聞くべし。
ぺぺさんを誘って、仕事場の近くで飲み。実はおいらとぺぺさんの職場はあんまり離れていないのだ。ほんとにオヤジしかこないようなもつ焼き屋なんだが、実はすばらしく志の高い店。だって、6種類のもつ焼きをいっぺんに頼んで、一種類ずつ、前のが食べ終わるタイミングで出してくるような、そんなもつ焼き屋ってある? ここは、本当に素材がいい。ここの美しく艶やかなレバ刺しはにんにく醤油で食べるのはあまりにももったいない。ごま油に塩を入れたものにちょいとつけて食べると、その甘さに驚く。聞けば、朝仕入れた時にはまだ温かさの残るような状態のレバをその日の昼に仕込んでいるのだそうだ。串ものはぜひ塩で食べてほしい。一緒に皿に盛られた特性味噌とカラシをちょっとつけて食べると、その部位の持つ旨味と香りが独特の食感とともに口の中に広がる。内臓好きでよかったと心から感じる一瞬。肉といるジャンルの中にこれだけの味のバリエーションがあることを知らないひとは、本当に不幸だとしか言いようがない。他にも、単なるマカロニサラダのマカロニがアルデンテであったり、こだわりは尽きない。おいらの思い出の日本酒「鷹勇」が飲めるというのもポイントが高い。この酒も美しく深い。


第2回は後日に書くぜ