すすき野原

横須賀へ向かう電車、新川崎から先の車窓から見える一面のすすき野原。その流れる風景の美しさにしばし見入る。
ぼくが子供の頃はありふれた風景だったのかもしれないが、いまは外来種セイタカアワダチソウに浸食され、めったに見られない風景になってしまった気がする。
少し厚手の上着を着て出たつもりなのに肌寒さを感じてしまう風とあわせて、晩秋をしみじみと感じる。
こんな日の遠征先で聴くがきさんの‘ふるさと’は、心に染みそう。いい年して泣かないように気をつけなきゃ。