横アリ ハロコンの感想(いまさら)

いまさら感丸出しなのですが、1/28(土)に観てまいりました横アリハロコンの感想を書かせていただきますよ。だって楽しかったんだものっ!
思い出すままに順不同の箇条書きにしていきます。具体的なセットリストや舞台の組み方などはいろんなサイトさんで詳しく説明していただいているので、省略させていただきます。
おいらの席は舞台に向かって右サイドのアリーナ席15列目、楽屋からサイドステージに向かう通路のすぐ横ではありましたが、前方にカメラもあり微妙に見づらい位置ではありました。通路には黒い囲いがしてあったので、メンバーは見えませんでしたよ。ケチ。

まず、オープニングムービーなんですが、左右別々ムービーでワンダフルハーツエルダークラブを分けて、交互に映しだして行くという演出。これって、一応(ま、背景とかは正月コンのものを流用しているとはいえ)2本分のムービーをつくったってことですよね。おー、お金かけてるじゃん、手間かけてるじゃん、と本編に対する期待が盛り上がりました。お金かけてる手間かけてるということでいえば、今回の横アリのハロコン自体、まったくオリジナルのセットリストということは、そのためのオケをつくったという事と、そのための練習をしたことと(もちろんその分の先生やスタジオの経費もかかってる)。少しはよくなってきたんですかね。うれしい限りです。そういえば、正月コンで初披露の曲があったってことは、その分の振り付けを新しく興したってことで、そこにも経費かかってんだね。

オープニングからの2曲ぐらい、ハロー全員で一周の花道をフルに使って歌い踊るんですが、そのときの衣装が、ふつうの肩出し短パン系の衣装の上に、よく浅草の仲見世で売っているようなぺらぺらのインチキKIMONO見たいなやつを羽織ってるというような状態でして、それで「直感2」のような激しいものを踊るわけですから、もう、いわゆる片肩ずり落ちの着乱れ状態でなわけですよ。遊郭の女郎さんみたいなわけですよ。「うわ、斉藤さん、エロっ!」とか思ったら、後半近くに来たなっちのほうがエロエロでした。正月はワンダフルハーツしか観ていなかったので、大人の色気にやられてしまいました。大人の色気でいえば、おいらの席はサイドステージをちょうど後ろ上方から観るようなかんじなんですが、全編通じてあやかと里田のスタイルの良さには、みとれることが多かったなぁ。

今回のハロコンは、美勇伝のアルバム曲だったり、昔の曲だったり、いわゆるメジャーなシングル曲以外の曲や、初聴の人も多い発売前の新曲なんかもあったんだけど、モニターに曲名・作詞作曲家と歌詞が出たりして、結構ハロー初級者にも親切。そういう気の使い方は大事だよね。ファミリー席の特等席化といい、いわゆるヲタ以外のターゲットを意識した工夫にとても好感を持ちました。

セットリスト、よかったねぇ。なんていうか、バランスがいい。各主要なグループやソロの皆さんの最新シングル曲あり、代表シングルあり、懐かし系の名曲あり、復活グループあり、ハロコンならではのグループあり、全員でのお祭り曲あり。ハローの持っているいろんな切り口を満遍なくちりばめたっていう構成。あ、何でその曲をっていうのでわらかしてもらったのもあった。打武留友女子高等学校校歌、これは笑ったわ。

セットリストでもうひとつ感心したのがモーニング娘。の位置。後半戦の頭、「それではモーニング娘。の登場です。」のMC入りで、シングル2曲プラス、現在のキラーチューンともいうべき「ラヴ&ピィ〜ス!」の3曲。娘。のハロプロ内ステイタスを保ちながらも重過ぎない的確な位置に持ってきていただいて、娘。ヲタとしては、感謝感激ですよ。セットリスト練られてるなぁという感想。

美勇伝のアルバム曲も、びっくりしたけどとっても良かった。近々のバラード系シングルにせずに思い切って評価の高かったアルバムからかわいらしくて美勇伝らしい曲を持ってきたのは正解だったと思う。美勇伝の「愛〜スイートルーム〜」がいちばんわかりやすいけど、例えばWの「Missラブ探偵」だったり、娘。の「ラヴ&ピィ〜ス! HEROがやって来たっ。」だったり、単純に最新シングルを歌うのではなく、そのグループの魅力を端的に現している曲を持ってきてるあたりも、好感触。(その中で、ごっちんがあの曲なのがちょっとかわいそうだった。)

「好きになっちゃいけない人」がすごく良かったんだけれども、その中でも、℃-uteの歌姫アイリーンこと鈴木愛理さんが、中野ハロコンのときよりもずっと歌えてたのがうれしかった。正直、ここ一年ぐらいの彼女のライブでの歌にはあまり感動することがなく、あの「あぁ!」のときの歌姫っぷりはどこヘとか思っていたのだけれども、見事に復活しておりました。彼女は背もぐっと延びている時期でいわゆる第2次成長期なのでしょう。女の子もこの時期微妙な声変わりがあるらしく、この時期にあまり無理をして声帯を使うと、取り返しのつかないダメージが一生残ってしまうことがあるそうです。そのせいで歌唱が不安定だったのだとひとり納得しました。今後の℃-uteでの活躍も楽しみですな。

その℃-uteですが、新メンの有原栞菜さんが、ちょうど最後のラブマのときに目の前のサイドステージで踊ってたんですが、そのダンスの艶っぽさに驚き!あの娘、踊れる娘だよ。一つ一つのポーズが魅せることを意識してるというか、角度がいい(←伝わるかなぁ。。。)いきなり新加入させられたのも、妙に納得。これならいけるんじゃない?

佐紀ちゃんの背が明らかに伸びてて、いわゆる子供さん体型ではなくてお姉さん体系になりつつあることを確認。なんか寂しい気持ち。

Wが妙に曲数が多かったのは、なんでなんでしょ。「打武留友女子高等学校校歌」「十七の夏」で終わりだと思ってたら中盤に「Missラブ探偵」まで。びっくりですよ。もちろんうれしかったですけど。これは、今年はW推して行きますよっていうUFAの告知なのかしら。だったら、最高なんだけど、そう、うまくはいかないか。

熊井さんの美しさ(スタイルも含む)に感心した。好みのタイプではないんだけど、どこをどうみても非の打ちどころのない、いわゆる美少女。ハローにいるよりも、ファッション雑誌のモデルやってたほうが良いんじゃないのか、と思わずにはいられない美しさ。

後半の梨華ちゃんの衣装、あの緑のボディコンミニスカ。ウエストの両サイドに開いているふたつの大きな穴は、ここから手を入れてくださいってことです。それはそうです。決まりです。

矢口がいまだにMCであるということの不自然さよ。もし矢口が歌える状態にあったら、Allプッチモニと対になるAllタンポポもあったかもしれない。きっと複雑な心境になるとは思うけど、見たいか見たくないかでいえば、やっぱりみたい。Allタンポポで「たんぽぽ」を歌うことによって3期タンポポにかけられたのろいの呪文をといて欲しいって言うのが正直な気持ちかもしれない。もちろんせっかくのZYX復活に矢口がいないのはどうにも寂しいしね(きっと舞台裏で矢口は踊ってたに違いない)。でも、今回矢口が出なかったのは、ドラマの収録で練習時間が取れなかったからだよ。きっとそうだよ。

おいらの見間違えかも知れないけど、是ちゃんが思いっきり振り間違えてた。しかも、堂々と間違えてるんじゃなくて、わかんなくなっちゃってまわりをきょろきょろ見回しちゃってるような、ダメ系の間違い。フットサルの競技場ではあんなに堂々とかっこいいのに、舞台ではからっきしだなぁ。がんばれ、是ちゃん。

全員で踊る「浮気なハニーパイ」の出だしに、ちょっとだけ、「カントリー娘。に紺野と藤本」のみで歌うシーンがありまして、ポンちゃん大好きなおいらはかなりテンション上がりましたよ。プッチの復活と同じぐらいのテンションの上がりよう。この曲はおいらにとってはどんなにパートが少なくても「紺野さんの歌」なんだよね。カッコントウ好きなんだ。もうやんないのかなぁ。

とまぁ、こんな感じです。
日曜昼夜のチケを手放さなければならなくなった時点で、一度はあきらめた参戦だったけど、無理してでもチケ入手してみてよかった。ほんとの楽しい、よいライブでした。