こすちゃっ!

秋葉原で一人お昼の機会がありましたので、初めてメイド喫茶なるものに潜入してみましたよ。そろそろ40になる大人が平日昼間に一人でこのような場所に出入りしていいのか、という道義的な問題は無視。未知の世界の探求に、妥協は許されないのだっ!
とはいうものの、雨後の筍のように増えたといわれるメイド喫茶も実際に行こうとするとなかなか見つからないもの。困り果てていると、なにやら前方にブリブリな三人のメイドさんがビラを配っているではないですか。これはラッキーとばかりにまだ準備中であった彼女達の後ろからにこやかに「ビラ頂戴っ」と声を掛け、素敵なほほ笑みと飴玉&ビラをいただきました。が、しかーし、メイド喫茶のじゃなくて、ただのディスカウントストアーのビラだったよ・・・。あぁ、秋葉原恐るべし。
TKさんのレポ時に確認したうろ覚えの記憶をたどり、何とかcos-chaに到着。意外に地味な入口、もっとわかりやすく萌え萌えなイラストとか出てるのかと思った。階段を上がり店内にはいると、おーっ、これが噂のスクール机!でも、お客さんが誰もいないよ、お昼だというのに。なんか、さぶいです、こころが…。メイドさんも一人しかいないし、「いらっしゃいませ」だったし。「お帰りなさいませっ」を期待してたのに、ぐすっっ。ちょっと遠慮して、端っこのほうの普通のテーブルに着き、おすすめ22センチのコロッケパンとブレンドコーヒーをメイドさんに注文。いやぁ、コロッケ好きなんだよね。
しばらくして、ぽつぽつと客がき始めました。といっても、けっこうな席数があるにもかかわらず、おいらを入れて5人だけですが。いかにも秋葉系の服装&体型の方3名および、スーツ姿の若いお兄さん1名。皆さん一人でのご来店です、わたしを含めて。
まずコーヒーが運ばれてきたのですが、ブレンドコーヒーとはいうものの、いわゆるエスプレッソマシンで一杯づついれるタイプの表面に泡のたっているタイプのコーヒーね。ひとくち飲んででみると、これがなかなかいける味。豆の焙煎も濃いタイプで、実にわたし好み。むむっと思いメイドさんごしに見てみると、結構よさげなエスプレッソ用の大型マシンが。あれ、結構高いマシンなはず。店内は派手な装飾もなくコストがかかってない割には、こんなとこに金がかかってるのが面白い。妙なところにやけにこだわってる感じが、おたくっぽいといえば、おたくっぽいのかなぁ、とか思いながら、コロッケパンを待つ。他のお客さんの何とか丼野が先にでてきて、なかなかおいらのコロッケパンが出てこない。???とおもいながらメイドさんの後姿を眺めつつ待つことしばし。やっと出てまいりましたコロッケパン、やはり、結構な大きさです。大き目のコッペパンに小判形やや小さめのコロッケが2個と少量の千切りキャベツがはさまっており、コロッケには濃厚なとんかつソースがしっかりと存在しめすだけの量かかっております。「おお、大きいなぁ。」とつい声を出してしまったところ、「そうなんですよ。食べきれますか?」とメイドさんが応じてくれました。うむ、やっとメイド喫茶っぽい感じが味わえたと、ややにやりなわたし。コロッケパンの評価仔細もしたほうがいいですね、ここのオリジナリティーとして。残念であったのは、パンが温かかったのはいいけれど、水分を含んでしっとりとしてしまいしわしわになっていたこと。できれば、さくっとオーブンで(オーブントースターも可)で温めて欲しかった。コロッケはいわゆる冷凍コロッケで、中身のじゃがいもが黄色いタイプ。わかるかな?油の質があまりよくなく、お年をめしたわたしの胃袋にはちょいきつめで胃もたれをしてしまいました。でも、全体的なコロッケパンとしてのややジャンクな感じが出ており、結構楽しみながら満足して食べました。あっつあつのコロッケパンを食べる気合いなんてそうそうないからね、そこんとこも楽しかったです。価格も、コロッケパンは671円とやや高めではありますが、コーヒーは400円で普通の喫茶店とかわらないですすね。総合的にリーズナブルといっていいでしょう。
肝心のメイドさんの評価なのですが、これがややわたし的には不満ののこるところでして、まず、顔がやや大人っぽい感じであること、背も(かかとの高いブーツを履いていたせいもあるけど)高めであること、声がやや低めであること、そして何よりもなりきり度合いが低いこと。あれじゃあ、メイド服を着た、ただのウェイトレスさんだよ。でも、とても色が白くて脚のきれいなかただったので、ミニのフレアスカートと、膝上までの白いストッキングの間のぷにぷにとした太股が魅力的でした。途中、下がってきたストッキングを店内でなおすというサービス(?)中、5人の客全員が一点を見ているのはかなり面白い光景でした。
というわけで、今回のメイド喫茶体験は65点程度の満足感でした。次回は、その道のプロの方々に、よい店、よい時間帯を教えてもらい再チャレンジしたいとおもいます。そうですよ。また行きますよ。わるいかっ!